コーチングを正しく伝えたいという過信

COACH-コーチ-
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本日は馬場コーチによるプロフェッショナルコーチトレーニング5期最終日を受講していました。

 

私は3年前にTCS認定プロフェッショナルコーチ試験に合格をしていますが、 自身のコーチとしての成長やクライアントへのアプローチの幅を増やす為に合格後もできる限りトレーニングに参加をし続けています。

私は現在スタートアップコーチング4期の50名を担当させていただいているのですが この4期の方たちとの関わり、 そして過去受講して下さった1〜3期の150人以上の方との関わりについてのヒントを 今日のトレーニング、 そして質問の馬場コーチの回答からたくさん受け取ることが出来ました。

 

スタートアップコーチングは はじめて自分が200ページにも渡って コーチ仲間の顔を一人一人浮かべながら何ヶ月もかけて作ったサービスです。

だからこそ、この場所を選んでくれた皆さんにとって 卒業しても私ができるフォローは何なのか。

現在頑張ってくれている4期のメンバーへの新しい応援の形は何があるか?

を考えていましたが そこに大きな過信と偏った決めつけがあったなと、 今日は馬場コーチの回答から思い知らされた、そんな時間でした。

 

スタートアップコーチングでもテキストで過信については散々伝えているのですが 私が猛烈に発動してましたね。笑

お恥ずかしい限り。

自分の「過信っぷり」「成長していないポイント」について打ちのめされながら 馬場コーチへの質問と回答に耳を傾けていると 終盤、私の耳にこんな言葉が飛び込んできました。

 

「コーチングを説明するのではなく 自分というフィルターを使って興味を持ってもらう。」 今までスタートアップコーチングや勉強会などで 講師をさせていただく中で 「コーチングの良さを正しく伝えるのが難しい」 「コーチングを間違えて伝えてしまいそう」 こんな言葉を聞くことがよくありました。

 

正しく伝えられる。 伝えるべきだと思っているとしたら そもそもそれ自体が過信極まりない発言なのかもしれません。

正しさを追求する文章や言葉は どこかで間違いを見つけられる恐怖や不安を生みます。

そしてクライアントと出会う為ではなく 間違えない為の勉強などに時間を要してしまいます。

私たちコーチが魅力的にコーチングを伝える為に必要なことは 正しくコーチングを説明して売ることや 科学的な根拠や有名大学の研究結果で納得させることではなく、 学び続けている自分自身がフィルターとなり コーチングに興味を持ってもらうこと。

 

すなわち 「体現者であること。」 と私は受け取りました。

 

これだけ第一線で15年コーチとして活動されてきた馬場コーチでさえ 日々の発信については 「コーチをしている自分という1つのパターンに過ぎない」と表現していました。

立派な成功者に正解を教えてもらう方がずっと楽です。

だけど、その言葉は借り物で自分の言葉じゃなければ 自分の経験でもない。

思い返せばコーチとして選ばれている人たちは 皆コーチングの「体現者」です。

 

「コーチングを説明する人」ではなく「コーチングの体現者」へ。

スタートアップコーチングは 体現者になるまでの過程をサポートする場所にしたい。 ということで、木曜からの講座の構成練り直し!

 

 

トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ

西田みゆき

 


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