コーチという仕事は飽和状態なのか?

COACH-コーチ-
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こんばんは。

トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。

 

今週は経営者、管理職、コーチとして起業したい方へのトラストコーチングスクール(TCS)が目白押しの1週間です。

 

コーチングの可能性に気づいて下さっている方が増えていることを肌で感じる毎日を送っております。

 

そんな中、ある質問をいただきました。

それは

「コーチという仕事は飽和状態なのか?」というお話です。

 

今回はシビアなお話になりますが、

正直なところ、ネット上にはたくさんのコーチがいます。

 

私がコーチになった頃より明らかに増えていることは確かです。

更には3年前位にあった「キラキラ起業女子ブーム」のように見た目が華やかだったら、魅せ方がうまかったら、集客出来る時代はあっという間に過ぎ去り、本質的にコーチングに真摯に取り組んだ方だけが今も活動を続けていらっしゃるように感じます。

 

私がコーチとしてデビューした頃には歴史のあるコーチングスクール出身の方に若いスクールと言われたTCSですが、ここ数年、更に新しいスクールも増え続けていて、現在コーチングは何度目かのブームの渦中にあることは間違いありません。

 

そのブームは今がピークだと語る人も多くいますし、

私自身もこのままだと一過性のブームと化する恐れを感じ、

ブームを文化にするにはどんな方法があるのかを日々考えて生活しています。

 

さて、タイトルの質問に戻りますが、

コーチもコーチングスクールも増えている今、「コーチという仕事は飽和状態なのか?」

 

私の答えは、YesでありNoです。

 

実際にネット上を見つめ続けてきて確信しているのは

コーチングを受けたい人<コーチング提供したい人

の図が出来上がっていること。

 

これはコーチとして起業するのであれば、現状はこうであることは理解した上での戦略が必要です。

 

となると、

・私コーチ資格持ってます!

・私コーチング出来ます!

はぶっちゃけ強みでも何でもありません。

 

トラストコーチングスクール認定プロフェッショナルコーチとして、コーチとしてのスタートアップを支える「スタートアップコーチング」というプロジェクトでコーチ育成に関わっていますが、

「資格を取ったから仕事がある♡」

と思っていらっしゃる方には正直厳しい現実をしっかり伝えています。

 

「資格」を持っているだけのコーチは完全に埋もれてしまい、いわゆる「飽和状態」と感じる人もいるでしょう。

 

つまり1つの側面からするとYesです。

ただ、その中でも圧倒的に早い段階からクライアントに恵まれるコーチが存在します。

 

理想のクライアントに出会えているコーチと会話をすると、

「確実にコーチングが必要な人はまだまだいるよね」

と口を揃えて言います。

 

私も同感です。

 

つまり今コーチングに興味がある人はもちろんですが、分母を広げていく活動も同時に行っている人が多く、コーチングの必要性を感じてくださる分母を拡大し、コーチングを文化にする活動を考えている。

 

実際私も最初の1年は「コーチング」を全く知らない人がメインの顧客層でした。

 

その為「コーチング」という言葉を使わずに興味を持ってもらえる工夫を毎日考えていましたし、リアルで誰かに会う時も何十通りの「コーチングの説明」を用意して臨みました。

つまり、コーチングの現状をしっかり理解した上で、コーチングを届ける為に考え抜く力が問われます。

 

「はやく行きたいなら、一人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさい。」

 

という言葉が好きな私。

 

最初の一年はやく結果を出す為にひとしきりコーチとして動きまくって気付きました。

おかげ様でとても素敵なクライアントさんに出会い、成長もさせていただくことが出来ました。

ただ私1人では分母を劇的に広げられることはないなと限界に気付きました。

このままでは遠くに行けないと。

 

2年目からは私は「トラストコーチング」「マザーズコーチング」の船に1年目以上に乗り活動をしました。

それは1人では為し得ない、大きな未来へ向かう為です。

 

そこの船には

・教育の現場にコーチングを取り入れたい

・子育てにコーチングを取り入れてお母さんたちに子育てを楽しんでもらいたい

・孤独な経営者たちの心の拠り所としてコーチングを提供したい

・学生のキャリアデザインにコーチングを導入したい

・リーダーたちのマネジメントにコーチングを届けたい

・医療関係者にコーチングを伝えていきたい

などなど色んなバックグラウンドのあるコーチが、それぞれの目指す場所にむけてコーチングを届ける為に頑張っています。

 

私がコーチになった頃、まさか地方の小学校でコーチングの授業が導入される日が来るとは想像していませんでしたし、

私自身、母校でコーチングの講演をいただく機会を得ることもないと思っていました。

 

今年は全国的に小学校や中学校にどんどんコーチングの授業を導入する動きをスクール全体で強化していきます。

 

そして、今まで以上にマザーズコーチングスクールにてお母さんが子育てを楽しみながら、お母さんとお子さんの自己肯定感を高めていく活動も進めていきます。

 

「コーチング」と聞くと一部のビジネスパーソンのビジネススキルと思われていた時代から、当たり前にコミュニケーションを学ぶ文化へ。

 

孤独な子ども、孤独なお母さん、孤独なリーダー・・・

 

孤独大国と言われる日本で、まだコーチングを届いていない場所で一緒にコーチングを届けていただく方を募集しています。

 

もしコーチングスクールをお探しの方で、「この業界に届けたい」「こんな人へ届けたい」という想いがある方は、

重なりのあるメンバーと共に進む方法がここにはあるかもしれません。

 

チームでなら、分母から変えられる。

そう信じて。

 

 

トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ

マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー

西田みゆき

 


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