こんにちは。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャーの西田みゆきです。ㅤ
中学受験に向けて塾に通っている小4の長男ですが、明日の土曜日は塾のテストがあるので、昨晩テストに向けて勉強を頑張っておりました。
なかなか集中力をコントロールするのが難しい長男が、昨晩はとても集中出来ていて、想像以上に勉強が進んでいました。
丸つけをして欲しいとノートを持ってきた長男が嬉しそうに私に一言。
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ママに褒められたくて頑張ったんだよ
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その言葉にモヤッとした感情を抱えつつ、彼の努力や頑張りを褒めました。
皆さんはお子さんにこのような言葉を言われたらどんな気持ちになりますか?
私は「ママに褒められる為に勉強を頑張っているのだとしたらヤバイな・・・」
と一瞬思った後に、
この息子の感覚とどう付き合っていけば、彼は残り2年間楽しく走り続けながら目標を達成できるだろうか。
と気持ちを切り替えました。
丸つけが終わり、嬉しそうにしている長男に、
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ママに褒められるのが嬉しいだね。
他にはどんな気持ち?
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と聞くと、少し考えて
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頑張れると自分のことも褒められる感じ!
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と嬉しそう。
私が「そうなんだね。他には?」と聞くと
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勉強に集中できている時はそれ以外考えずに没頭している感じで楽しい。
何でこんなに今日は集中できたんだろう?
うーん。
ママに褒められたいって思って今日は勉強始めたけど、やったことで自信に繋がったのがすごく良かったなぁ。
今日みたいに集中するのはどうしたら出来るかな?
うーん。
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この「最高の状態」を再現する為の問いを自分で自分に向けることが出来ていた様子に
「あー安易に決めつけなくて良かった。」と胸をなで下ろしました。
コーチングを学ぶ前の私なら
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ママに褒められる為に勉強するんじゃないでしょ!
自分の未来の為にするんでしょ!
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とか迷いなく言ってしまっていたと思います。
確かに、ママに褒められる為に勉強するという発想が全てだとあまり良くないかもしれないけど、
息子自身もそりゃ毎日やる気がある訳でもない。
そんな時は、本質的に大切なことや、目標をしっかりと握った上で、
「ママに褒められたいから」
「Youtube見たいから」
「アイス買ってもらえるから」
というモチベーションではじめたって良いじゃない。
私だって大人だけど、毎日
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自分の未来の為、家族の未来の為、日本の未来の為に頑張ります!
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だなんて言えるほど、立派な人間じゃなくて、
色んなご褒美を前にぶら下げて、まぁやるかーってな感じで机に座る日もある。
ましてや子どもが、そんな正論だけで動くのが「正しい」と教えるのも、子ども達に一種の生きづらさを植え付けるキッカケになる可能性もあるなと感じています。
大切な想いや目標はしっかり握り合った上での、二人三脚をこれからも色んな切り口を用意しながら、息切れせぬよう進んでいきたい。
感情の一番上の言葉が全てじゃない。
その言葉の下に隠れていたことに、大切なものが隠れていることもたくさんあるから、
子どもの話はその言葉の裏側まで感じ取れるように、私も心の余裕を持って関わっていきたい。
ママコーチ、まだまだ鍛えられますな。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
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