こんにちは。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
の西田みゆきです。
皆さんのご家庭には、
家族なのに、なんだか相性が悪いなと感じる2人はいますか?
はい。我が家にはいます。笑
夫と長男は、何かとぶつかる2人です。
私から見ると、何でやねん!というタイミングで喧嘩になります。
長男が成長し、少しずつ癇癪が起きる頻度が減ってきてはいるのですが、久しぶりに今日はなかなか特大の喧嘩をしてくれました。
しかも私が、「ちょっと1時間仕事に集中したいからお願いね」と頼んだ間に。苦笑
今朝も揉めていたので、それがくすぶっていたのかもしれないのですが、そうなると、私が仲裁に入らないとどうにもならなくなるので、まずは深呼吸して、長男と夫の話を交互に聞いておりました。
今我が家は、長男の目標を家族で応援しているのですが、
私✖️長男
夫✖️長男
で何が違うのかなと考えると、
一緒にいる時間
話を聴く時間
勉強を教える時間
は私の方が圧倒的に多いです。
そうすると、今長男がどんなことに興味があるのか、どんなことに頑張っているのか、どんなことにつまずいているのかを知る機会が多い。
そしてそれらを知った上で、
目標に対しての
「私へのリクエスト」を割と頻繁に確認しているので、私と息子が揉めることはかなり少なくなっています。
ビジネスにおいても、私はコーチをさせていただく際に、クライアントから私との時間をどんな時間にしたいか、どう関わって欲しいかなど「リクエスト」をいただきます。
私に何を求めているのか。
を知ることで、事前にできること、できないことを共有した上で目標に向けてスタートすることができます。
ただこれをすっ飛ばしてスタートすると、
「こんなことをしてくれると思ったのに」と不満を抱かれてしまうこともあります。
このようなことはビジネスだけでなく、
パートナーシップや、子育てでも同じことが言えるなと、最近改めて感じています。
今日の喧嘩は、もしかしたら何かが変わるキッカケになるかもしれないと思い、長男の想いを30分ほど聴いた後に、中学受験までの間にどう関わるかを明確にするために、本音で
「パパへのお願い」
と
「パパにしてもらって嬉しかったこと」
を手紙にまとめてもらいました。
読ませてもらうと、「パパへのお願い」の方には夫には言えなかった本音がズラズラと。
一番は自分の話をまず否定せずに受け止めて聴いて欲しい。ということでした。
そして少し思い出せるか心配していた
「パパにしてもらって嬉しかったこと」
にも、パパのことが本当は好きなんだなと思えることがたくさん書かれていました。
そして、夫との嬉しかったことを書いている長男は、過去を思い起こして穏やかに微笑んでいました。
2人は嫌い合っている訳では決してなくて、好きなのに、あまりに価値観が違うから、なかなか相手を理解しきれず、もどかしかったんだなと、改めて感じさせられました。
長男から夫にお手紙を渡し、うなずきながら読む夫。
そして、平等に夫からも長男にリクエストを。
お互い、相手が自分にそれを強く求めていたこと、相手にとっては譲れない大切な価値観だったことを理解していませんでした。
つい親子という距離が近い存在は、価値観すら似ていると錯覚してしまいがちだけど、人間関係において求めていることも、絶対にして欲しくないことも、全く同じなんてことは滅多にありえません。
「違う」ことをベースに相手を知ろうとする努力ができてこそ、親子の絆も少しずつ強固になっていくなと、自分自身も母とし見直していきたいことが見えた1日となりました。
最後に相手からのリクエストをお互い意識しよう。と仲直りできたので、なんとか晩ご飯は美味しく家族全員でカレーを食べることができました。
いやー、晩ご飯は皆ご機嫌で食べたいのよ。お母さんは。
これは私からの家族へのリクエストです♡
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Today’s question
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あなたは大切な人からリクエストをもらっていますか?
もしかしたら、あなたは全く気づいていなかったこと、求められているかもしれませんよ。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
西田みゆき
受験・子どもの夢を応援したいママの必須科目。
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