プロとして大切にしている核は何か

COACH-コーチ-
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こんにちは。

TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。

 

昨日からはじまりました、いただいたご質問に答えるコラム2記事目です。

今回も中々深い質問です。

 

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《ご質問》

コーチに限らず、プロとして西田さんが大切にしている核のようなものはありますか?

仕事の上で、少し難儀なことがあり、精神的に滅入っていました。プロとして投げ出しちゃダメ、という思いと、プロだから引き際を知るのも大切、という思いが交錯しておりました。
プロとしての在り方を問われているな、と感じていたところに今回のLINEだったので質問しました。

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ご質問ありがとうございました!

 

うまくいっている時ではなく、何かトラブルや壁に出会った時に「プロ」としての在り方が問われるなと感じております。

当然の話ですが、問題もなく平和な時は、プロはプロでいられる訳で、イレギュラーの時のその人の本質や力量が試されますよね。

 

私もまだまだ未熟で想定外のトラブルにあたふたしてしまうタイプですが、そんな未熟な私だからこそ決めていることを今日はお伝えしたいなと思います。

 

ご質問は「コーチに限らず」と書いていただいているのですが、コーチでない時間はほぼほぼポンコツなので、今日は唯一自分で「プロ」であるという自覚のあるコーチとしてのお話をさせてください。

 

意識していることはたくさんあるのですが、私がプロとして心のど真ん中に置いている選択基準は

「クライアントの未来の為かどうか」です。

 

プロコーチになってから

「みゆきさんにとってプロコーチって何ですか?」

という質問を定期的に聞かれるのですが、今の私の答えとしては

 

「クライアント1人1人にとってその時に最も価値があるコーチ像に自然となりきれる人」

「人生そのものが誰かの背中を押せる人」

 

です。

もっと抽象度をあげると、強さと温かさを備えた柔らかい人でありたい。

 

まだまだ私自身ものびしろしかないし、課題もたくさんありますが、

 

プロコーチはこういう人だ!

これが私のコーチングスタイルだ!

これが得意なコーチングやり方だ!

 

がない人を私は目指しています。

ずっと自分の「良くできた」「これが良い」という感覚を疑っていたいんですよね。

 

とはいえ私も「プロコーチはこうでなければいけない!こんなことはしてはいけない!」

にがんじがらめになり、大好きだったはずのコーチングのことが分からなくなり、続けていくのが苦しくなった時がありました。

 

そうなって気づいたんですよね。

 

それってクライアントの為の考え方じゃないなって。

私の場合はプロコーチはこうだ!と決めつけるのは、ただのエゴだなと。

もっとクライアントのことを見ようよって。

 

そこからは

囚われず、柔軟にクライアントに向き合えるように少しずつなれた気がしています。

 

これはあくまでも私の話。ただの一例に過ぎません。

私の性格、バックグラウンドなどを考え尽くして決めたことです。

 

私も今の考えを持つからこそ失っていることももちろん沢山あるんです。

デメリットも理解した上で、自分が心のど真ん中に何を置いてプロとして生きるかは人それぞれ。

そしてその答えも成長と共に変わってくることでしょう。

 

今後も変化していくものとして、

 

今のあなたは「プロ」として何を大切にしていきたいですか?

 

 

TCS認定プロフェッショナルコーチ

西田みゆき

 


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