こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。
コーチをしていると、どうしてもクライアントがより本人の価値観にあった選択をして欲しいと願うもの。
ただそこで「選択をしないという選択」という視点がある事は忘れてはいけません。
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クライアントの中に答えはある
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だからその答えを引き出さなきゃ!
とセッション中焦ってしまい、気づけば誘導尋問のように問い詰めたり、ジャッジしてしまったり・・・。
私も答えや選択を急かしてしまい、大失敗してしまった苦い経験があります。
クライアントが「決めたい」と言ってコーチングを受けにきても、今決められていないのは「決めない」選択をしているとも言えます。
「決める」ほどの準備、情報、心構えが整っていないまま、「決める」コーチングをしても、結局行動に移せず、自分をより責めてしまうこともあります。
クライアントが今「決めない」「選択をしない」という答えを出すことでのメリットや感情のサイン、背景にまず気づく視点を持つことがとても重要です。
「選択しないという選択」
も
「選択するタイミングを延期する選択」
も立派なクライアントの答え。
しかしながら、選択しないという選択を多用し過ぎると前になかなか進めないこともあるでしょう。
その場合は2つのポイントを抑えることをオススメします。
1つ目は「いつまで決めない、いつまで悩んでいいか」の期限を決めること。
「心が決まったら行動しよう」ですと、心が決まる日が来るまで足踏みになってしまうかもしれません。
不思議なもので足踏みをすればするほど最初の1歩は重くなりがちです。
なので最初から、この日が来たら必ずスタートする!と決めておくことで、何があっても変わらないスタート日に向けて意識や行動が変わっていきます。
2つ目は、クライアント自身に「何」が揃えば決めることができるのかを具体化してもらうこと。
この日にスタートするぞ!と言っても決める材料が足りていないから選べないこともあるのではないでしょうか?
まずは「何」を準備したらいいのか。
選択する上で「何」が譲れない価値観なのか。
「何」の情報を得たら良いのか。
「何」が自分を迷わせていて、その選択をするために「何」を今するべきか。
といった形で具体化していきます。
選ぶ為にも行動が必要です。
行動するから納得のいく最適解を選びとれるもの。
「今は選択をしない」を目標達成に向けてどう活かし、行動に繋げていくのか。
より柔軟に。
より目の前のクライアントに集中して。
スキルより、型より
目の前の大切な人の事にどれだけ関心と興味を持てるかが、結局コーチングが機能していく為の基盤になる。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
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