ストーリーオブマイライフ〜今日も「自分らしく」を連れていく〜

MIND-マインド-
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こんにちは。

TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。

 

私が所属しているトラストコーチングスクールの「映画部」についてのお話です。

 

毎月1回、決められた映画を見てから、コーチ同士でその映画について様々な視点から語り合う勉強会なのですが、毎回新しい発見があって、とてもお気に入りの時間です。

 

今月10月は「ストーリーオブマイライフ」を取り上げました。

 

 

女性ですと「若草物語」を読んだ、アニメで見ていたという方も多いかもしれませんが、ストーリーオブマイライフは若草物語の映画版です。

 

私も幼いころ若草物語を読んではいましたが、ストーリーが断片的に抜け落ちていたので、映画を見ながら記憶が呼び覚まされるような感覚でした。

 

とにかく4人の姉妹がとっても皆魅力的で、キャッチコピー通り

「自分らしさを連れていく」日々を結果的に送っていたように思います。

 

このキャッチコピーが私はとても好きです。

 

コーチをしていても「自分らしく生きたい」という方によく出会いますが、私自身も起業をするまでは「自分らしく生きたい」と良く言っていました。

 

しかしながら、当時の自分を思い返すと「自分らしさ」も分かっておらず、漠然と「生きずらさもあるし、不安も不満も多いし、自分らしく生きてないような気がする」という曖昧極まりないモヤモヤの中にいました。

だからと言って、不安や不満がなさそうな選択をしてみるものの、それで生活していくには現実的に難しく、自分らしさを追求する怖さを味わうこともありました。

 

そういった自分自身の経験を経て、今は人生で最も「自分らしさ」に固執していない自分がいることに気づきました。

そしてその状態が一番自分らしいとも感じます。

 

「自分らしく」生きることは、楽しいことばかりではなく、「自分らしくない」選択をした未来を時に羨ましがるような事態に陥ることもある。

自分で仕事をしはじめて、7年が経ちますが、今でも会社員の夫を羨ましいなと思ってしまうことがあります。

 

でも、自分が選んだのです。

そして一部を見れば、他人が羨ましいけどれ、俯瞰して見たらやはりこの働き方、生き方が「今」の私にちょうど良いのだと思い返します。

 

私にとって「自分らしさ」とは「今の自分にちょうど良い」ことであると、いつからか定義しました。

 

今の自分の身の丈に合わない「幻想の自分らしさ」は今の自分とギャップが大きい訳ですから、時に自分を苦しめます。

 

 

また、その「自分らしさ」も心が成熟したり、大切にしたいものが何なのかが変われば変化していくと思うのです。

そうなったら、少しずつ「自分らしさ」も自分によりフィットするものに変えていけば良い。

 

5年前炎のようにメラメラ新しいお客様に出会う努力を重ねていた私もあの時の私にとっては「自分らしく」働いていたと思うし、

今以前よりも子どもたちとの時間を優先しながら、選んでくださるクライアント様と長く丁寧に関わらせていただいているのも「自分らしく」働いていると感じています。

そうやって「自分らしさ」はライフステージの変化でも変わっていくことがあります。

 

昔は「自分らしさ」を貫ける人を素敵だと思っていたけど、今は人生を歩んでいく中で、大切なものが増えた時に、愛を持って優先順位を変えられる人をより素敵だなと思うようになりました。

その時々のちょうど良い「自分らしく」の形を、大切な誰かの為に自然と変えられる生き方を私はしていきたい。

 

さて今日はどんな「自分らしく」を連れて行こうか。

 

 

TCS認定プロフェッショナルコーチ

西田みゆき

 


今の自分らしさを探しにいこう。

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