こんにちは。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
マザーズコーチングスクールシニアマザーズティーチャー
の西田みゆきです。
先日、所属しているマザーズコーチングスクールで、田代悠佳ティーチャーが企画した勉強会のサポートに入りました。
今回のテーマは「セカンドキャリアに悩むママを応援したい!」をテーマに勉強会をしたのですが、初心に戻るとても充実した時間となりました。
「セカンドキャリアに悩む女性」と聞いてあなたはどんな女性を想像しましたか?
私は育休から復帰したものの、前のようにはバリバリと働けず、かといって理想の子育てにもほど遠く、仕事と子育ての両立に悩む過去の自分自身を思い浮かべました。
結果その悩みはどんどん大きくなり、鬱になって大好きだった会社を退職をする選択をしたのですが、その後マザーズコーチングに出会い、その考え方に感銘を受け、心底「あの頃の私が知りたかった!」と思ったものです。
それから私は一貫して働くお母さんを応援したいという想いを強く持ち続けています。
私自身も働くお母さん10年目となりますが、コーチングを学んで大きく変化した考え方というと
「減点方式」から「加点方式」に変わったこと。
子育ては、驚くほどイレギュラーの連続で、元々自分のペースを乱されるのがとても苦手だった私にとって、試練の日々でした。
大事な会議の日の朝に熱を出す。入院する。
子どもはこちらの都合など何も考えてくれません。
それなのに状況が出産前とは大きく変わっているにも関わらず、1日にやるべきことの理想ばかり高く
「あー今日も家が散らかったままだ」
「あー今日もご飯が手抜きだ」
「あー今日も怒ってしまった」
「あー今日も仕事残して帰ってきてしまった」
など、毎日毎日「今日もできなかった」と自分の1日に減点ばかりして自分の自己肯定感を落とし続けていました。
コーチングと出会い、日々実践を繰り返して5年以上が経ち、当時の私を客観的に見ると
「そろそろ自分の能力では全部出来ないって気づきませんか?」
と言いたくなります。
なぜそれを気づけなかったのか。
今思い起こすと、「うまく出来た日」がごく稀にあったりするからだったのかもしれません。
やるべきことをこなせた日が「本当の私」だと信じて疑わず、できない日の私こそ今の私の平均であることを認められていなかったのです。
また、これまたごく稀にいるスーパーママ(のように見える人)を目の当たりにして、「自分はダメだ」と責めてしまった日もありました。
そのママも本当は家ではヒーヒー言っているかもしれないのに。
仕事に対しては、対クライアントのいることなので、出来なくてもいいや〜。という訳にはいきません。
しかし家庭においては毎日顔を合わせる相手であり、協力して家庭を守っていくチームでもあります。
だからこそ、我が家は苦手を共有して、最低ラインを限りなく下げて、それより出来た所は加点方式にしています。
例えば今日の話なのですが、朝洗濯機を回しました。
加点です!笑
が、しかし昼過ぎまで洗濯が終わったことを忘れて洗濯機の中に入れっぱなしでした。
お昼に気づいたので加点です!笑
夜まで気づかないこともあるのに昼に気づいちゃうとか今日冴えてるな〜。みたいなことを言いながら洗濯を干しました。
今朝息子に怒らずに「行ってらっしゃい」が言えました。
これまた加点です!笑
では怒ってしまったらどうか。
その場合は学校から帰ってきたら「今朝は怒ってごめんね」と謝るので、加点です!笑
自分に甘いでしょうか。
そうかもしれません。
ただ、この方式にしてから、間違いなく私は子育てを楽しめています。
「正しいお母さん」ではないかもしれないけど
「家庭の中で機嫌のいいお母さん」でいる時間はどんどん増えています。
大人だって出来ないことも苦手なこともある。
正しさばかりを追求すると、時に自分も大切な人も傷つけてしまうことにもなりかねない。
この記事を読むお母さんのあなた。
よくよく考えて欲しいのです。
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体力は落ちているのに、やることや考えなくてはいけないことは増える一方。
それでもよくやってませんか? 結構頑張ってませんか?
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誰も「よくやっている」と言ってくれないなら、自分くらいは自分に「よくやった」と言ってあげようと私は決めています。
よし!夕方だ。洗濯を取り込もう。
また加点!
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Today’s question
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今まで頑張ってきた自分のどんな所に「よくやった」と言ってあげたいですか?
いっぱいあるはず!と思って考えてみてくださいね。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
西田みゆき
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