こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。
コーチングを学びたいと思う理由は人それぞれですが、
・自信をつけたい
・自分をもっと好きになりたい
という方はやはり多いなという印象があります。
この2つは夢や目標を叶える上でとても重要な心の土台になりますし、私自身もコーチングを通じて変化を感じたポイントでした。
ただ、なかなか自信をつけたい。と行動をして、達成をしたとしても、自信がついているという実感を感じられない人も一定数いらっしゃいます。
私自身も、コーチングを学び、目標を達成する為に睡眠、趣味、家族との時間を削り本気で取り組んでいた時期があります。
その結果、コーチ起業をした時に決めた月収100万を達成しました。
それなのに自分が求めていたような「自信」を手に入れることが出来ませんでした。
具体的に言うと、目標を達成する為に努力した「自分」に対しては、よくやったと言えるのですが、喜びはすぐに収まり、言い表せない不安が生まれました。
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私はこの調子で走り続けるの?
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一度でも本気で取り組み、目標を達成した方は、目標を達成する苦しみや大変さを知ってしまう訳ですから、これを続けられるのか、こんなに色んなことを犠牲にして私は幸せなのか、と様々な不安に見舞われる場合があります。
その結果せっかく頑張って目標達成したのに夢を諦めてしまう人が生まれてしまいます。
私もある事に気付いていなければ、達成はしたものの、いずれコーチングをやめてしまっていたのではないかと思っています。
そのある事とは、「自分が大切なものを大切にしながら達成すること」です。
時に大きなチャレンジをするとき、全てを握りしめたままで達成に向けて走る事は出来ず、何かを犠牲にして進まなければいけないタイミングもあるかもしれません。
ただ大切なものを犠牲にして走る先には、大切なものをより大切にできる未来が見えていないと、長期的に走り続けることは難しい。
私が会社に属さず、自分で仕事をはじめた1番大きな理由は
「子どもとの時間をもっと大切にしたい」
でした。
それなのに、仕事にばかり一生懸命で、子どもといる時もコーチングのことばかりを考えていて、話もろくに聞いていない。
数値的な目標を達成し、時には「ロールモデルです」だなんて言ってもらえる機会も出来たのに、当の本人はいくら数字を達成しても心はどこか満たされておらず、今の努力がどんな未来につながってるのかも曖昧な状態でした。
その時の私は「今」の自分のことばかり考えていたことに気がつきます。
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「今」仕事を一生懸命に頑張ることは、未来の子どもとのどんな「時間」を大切にすることなのか?
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その時に漠然と浮かんだのが「長男小4」のタイミングでした。
児童館に長く預かってもらえなくなる学年。
夏休みなどの長期休みに預かってもらえなくなる学年。
そしてもし中学受験を本人が希望したとしたら、スタートするくらいのタイミングです。
その時に家にいながらでも仕事をして、子どもの応援ができる環境を作ろうと思えたのは、遡ること3年前の小学1年生の頃でした。
そして来たる4年生のタイミングで、私は理想の子どもとの時間を作れる働き方を実現できました。
それを可能にしたのは、オンラインで収入を得る形を確立できたこと、仕事を応援してもらえる家族との関係性を築いたことなど色々ありますが、その為の努力ができたのは、自分が「何」を大切にして働くかが明確だったからだと思います。
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長く走り続ける為に「今」これだけは手放せないと感じていることは何か?
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私は「家族を応援できる心の余裕」と「選んでくださっているクライアントさんへの情熱と関心」はずっと守り続けたい大切な価値観です。
逆にここが薄れて来た時はどれだけ売上が上がったとしても、幸福度は下がるので早めのサインで心と身体の調整を図るようにしています。
24時間全てを、理想通りに生きられることはほとんどない。
好きなことに挑戦する時でさえ、好きなことをする為に嫌いな事をやらないといけない場合もある。
そして人生はイレギュラーもトラブルもつきものです。
そんな毎日の中で、理想の未来の為に頑張っていることを忘れず、絶対に守りたい価値観だけは大切にしながら目標に向かって進むことが、本当の意味で自分を好きになれるキッカケになるのではないでしょうか。
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Today’s question
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忙しい毎日の中で、あなたが目標達成に向かう上で、ここだけは大切にしたい!譲れない!と思うことは何ですか?
イメージできない方は「これだけはしたくない」から考えてみると自分の価値観に出会うキッカケになるかもしれませんよ。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
コーチングとは自分の扱い方を学ぶ学問。