こんにちは。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャーの西田みゆきです。ㅤ
コーチングが魅力的だと感じた理由の1つが、「人」にフォーカスするところでした。
コーチングに出会うまで私は、相手を自分の想う通りに動かす為に心理学やカウンセリングの本を読んでは、
日常での実践を繰り返していました。
自分が相手を変えよう!と思っていることにも気がつかずに・・・。
例えば
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夫を子育てを楽しむ優しいパパ
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にしようとしてみたり
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妻の誕生日にサプライズプレゼントをする夫
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にしようとしてみたり。
これが悪いことではなくて、理想を持ったり、期待を持ったりするのは
ずっとこれからも近くにいる人だからこそ
当然のように湧いてくる感情なのだと思います。
ただ私がずっとたくさんの心理学の本を読んだり、
男女の脳の違いを学んだりしても、結局
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うちの旦那には使えないよ!
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と少し実践しては投げ出しておりました。
子育ても同様で、長男が幼少期の頃は子育てに疲弊していたのですが、
その時もたくさんの育児書を読んでも
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うちの子どもには使えないよ!
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と育児書を買っては試し、すぐ諦めてを繰り返していました。
その時の私のベクトルは、
夫にも息子にも全く向いておらず、自分の理想になる為の魔法のような方法ばかりを探し求めていたのだなと今になって思います。
そんな私だからこそ、
「これ使えない」という判断もめっちゃ早かったんですよね。
なぜこんな話をしたかと言うと、最近本の断捨離をしてまして、色々と当時買った育児書などを捨てる前に眺めていたら、
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あれ?これ今私がやってることやん。
あれ?これ今私が大切にしてることやん。
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という言葉がザクザク出てきたんですよ。
簡単に相手を変えられる魔法を求めているうちは拾えなかった大切なことが、
その思考を手放したら、自然と自分の心の中にあった。
どこまでいっても「人と人」を繋ぐコミュニケーションにおいて、
テクニックより、相手を知ろうとする心や、相手を理解しようとする心の方が遥に関係性を良くしていく上で効果的でした。
でも自分の方が正しいと思っていることを、とりあえず横に置いて相手を理解しようとするのって、簡単なことではないかもしれません。
でも2人の関係を少しでも良くしたいと思った時、よりよくするヒントは、
・相手の中
・相手と自分との間
にしか存在しないなとつくづく感じています。
過去の私へのメッセージにもなりますが、
どんな育児書もどんな名言も時間をかけて継続していくことが何より大切。
だって、コミュニケーションは続いていくものだから。
もし少し試してすぐ変わる方法は実は本質的じゃないからこそ、リバウンドも早かったりします。
さて、あなたはこの記事を誰を思い浮かべて読まれましたでしょうか。
その人の視点に立ってみようと思えましたでしょうか。
ちっとも思えない場合は、それもまた2人の関係に対するフィードバック。
少しだけでも相手からの視点に目を向けることは、
自分の信念を曲げることでも、自分が折れることでもありません。
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本当にイライラする!
本当にムカつく!
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と思うときほど、相手から見える世界、聴こえる世界に想いを馳せられることが
結果的にあなたのイライラや悲しみを軽くしてくれることに繋がるかもしれませんから、
一度と言わず、心が少しずつ変化していく様子を楽しみながら試してもらえたら嬉しいです。
もし、少しでも良くなりたい相手なら。
未来も共にいると感じているのであれば。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
相手を変えない。2人で成長する。
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