こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。
所属しているトラストコーチングスクールにて、
プロフェッショナルコーチの林友香コーチと合同の勉強会をしました。
20名✖️4日程で行う中での初日だったのですが、
前半は「セッション」についての質問会
後半は相互セッションを行いました。
たくさんのご質問を答えていく中で、今日は印象に残ったキーワードについて綴っていきます。
それは「影響力」。
コーチは黒子のようだと表現する人もいます。
コーチの影響力が強すぎると、クライアントが自分の内側と向き合う邪魔になることもありますし、
それも表現として間違ってはいません。
ただ、「自分の影響力を消さなきゃ・・・」と意識しすぎて、
不自然になってしまったり、
相手が求めていることとかけ離れた関わりになって、
結果的にクライアントが安心して話せない状態になっていたとしたら、本末転倒です。
コーチングは「アドバイスをしない」というルールもあり、
あくまでもクライアントの思考と心の状態を、目標達成できる状態へサポートしていく訳ですが、
その中で「影響力」もとても重要なスパイスとなります。
例えば私もプロコーチをしておりますが、
コーチと定期的にセッションをしています。
私にとってそのコーチとはどんな存在だろうか。
と考えるとセッション中も、話していない時もとてつもなく影響力が強いです。
オンラインで繋がった瞬間にホッとしたり、
迷っていたことの背中を押してもらえたら一気に走り出せたり、
SNSで見かけるだけで「私も頑張ろう」と思えたり。
でもセッションで自分のテーマに集中しはじめると、
そっと影響力を消してくれる瞬間があります。
自分の脳の中をひたすら出して、その言葉を聞いて、また気付きがあり・・・という状況に入っている時は
そこにいるけどいないよう。
でも思考が止まった瞬間またスーッと影響力の火がつき、
その中でつぶやかれる情報提供にまた自分の世界に入るキッカケをもらう。
そしてまたスーっと影響力が消えていく。
きっと私に合わせてそうやって影響力を調整してくださっているのだと思います。
私自身もクライアントの状態に対して、そのあたりはとても意識しているのですが、やっぱりこれは体感あってこそ鍛えられた影響力の変化なのだと思います。
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コーチは120%クライアントの為の時間を提供する
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その為に今どんな風に影響力を調整することがベストなのか?
はこれからも問い続けたい。
極論言えばコーチとは、見えずとも、聞こえずとも、触れずとも、クライアントをコーチできる。
自我から生まれた「影響力」ではなく
クライアントへの愛から生まれた「影響力」なら調整ができると私は確信しています。
皆さんはどんな「影響力」を発揮して大切な人を応援していきたいですか?
TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
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