こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。
本日もいただいたご質問に答えていきます！
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《ご質問》
現在地を知る方法を教えてください。
いまだに現在地をどうやって認識していいのか分かっていません。
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ご質問ありがとうございます！
本を読んだり、コーチングを受けたり、コーチングを学びはじめると、「現在地」という表現に出会います。
目標達成においても「現在地」を知るのは、とても大切なポイントです。
では私生活での例で考えてみましょう。
旅行に行って、はじめての駅に降りました。
目的のホテルに向かう為、３番出口に行きたかったとします。
あなたはまず駅構内の地図を見ました。
その時一番最初に「現在地」を探すと思います。
それがズレていると、右に行っていいのか、左に行っていいのかも分かりません。
これは自分自身の人生に置き換えても同じで、叶えたい目標がある場合は、その目標に対して今自分はどこにいるのかを明確にしないと、その目標を叶えるための適切な行動や努力を選ぶことは難しい訳です。
また、人生においては目的が何か明確でないと、現在地を知ることも難しいです。
例えば学生時代を思い出してみましょう。
行きたい大学があるとします（目標）。
それが決まっているから、その大学に入る為の勉強をします。
大学が決まってないのに、「あなたはC判定です」とか出ないじゃないですか。
目的に対しての現在地を知ること。が重要なのです。
例えばこの目標や目的が「幸せになりたい」だとしましょう。
とても抽象的ですよね。
幸せの定義は人それぞれだし、何だったら幸せの定義って歳を重ねるごとに少しずつ変化するかもしれません。
明確に私の幸せは「こんな毎日だ」と定義し、イメージできてはじめて、
今の私と理想の違いが分かり、その幸せな毎日を送るために、今どんな努力が必要か見えてきます。
しかしながら、現在地はズレて捉えてしまっていることもよくあるのです。
以前資格試験の勉強をしていた頃、試験結果が受験前の想像より遥かに悪かったことがあります。
また、コーチになってからも、これくらい集客の為に準備したから、すぐ満席になるだろうと思ったら、誰も来なかったことがあります。
完全に自分の実力や状況を見誤っていたケースです。
このように現在地は自分と向き合っているだけでは見つけることは難しい。
より正確に現在地を知るためには、今の自分の視点をフル活用して仮説を立てて行動し、その結果から客観的に今の自分を分析して、計画を立て直す。
その繰り返しで、精度の高い「現在地」から「目的地」へのルートが見えてきます。
そして自分の仮説通りの結果に近づいてきたら、自己認識が高まっていると言えるでしょう。
私はこのような経験を積み重ねていく中で、「挑戦して出来なかったらどうしよう」という思考にエネルギーを奪われることはほぼなくなりました。
挑戦した結果からしか現在地は図れない。
私は自分がやりたい！と思える新しいことに挑戦する時、「成功」を最初の目標にするのはやめました。
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挑戦の第一歩は「現在地を知りに行くこと」
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定義を変えたら、一歩目のスピードが変わったんですよね。
私は自分の「やりたい」に対しては、じっくり待てない性格なので、これからもさくっと現在地を見に行こうと思います。
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Today’s question
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あなたの理想の未来に対して、より正確な現在地を知るために今月何ができそうでしょうか？
今回は現在地についてお伝えしました。
今日の記事を読んで「目的地とか現在地とか明確にする必要を感じない」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
それも１つの幸せな生き方で、そんな風に感じている人がコーチングを学ぶとどんな良い影響があるのかは、また別の機会にお話しましょう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
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