こんにちは。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
の西田みゆきです。
コーチとして活動する中でよくクライアントさんからテーマに出る「人と比べてしまう」問題。
これは、問題と思えば問題だし、
比べ方次第では問題ではないことですが、
うまく行かない時や自分を信じきれていない時は、
こういった思考パターンになりがちな人も多いのではないでしょうか。
私自身もやはりコーチになってしばらくは
自分の実績、スキル、人脈のなさから、
比べられて選ばれるところなんてないじゃないか。
と思っていました。
「自分には何もない」と思いが、自分を奮いたたせるエネルギーでもあったのかもしれません。
そして少しずつ、クライアントが増え、
トラストコーチングスクールやマザーズコーチングスクールの講座を開講する人数が増えてきた頃、
最初の頃のクライアントさんに言われたことがあります。
「私はみゆきコーチだからコーチをお願いしたんです。
誰かと比べて選んだんじゃないです。
それを忘れないで欲しいです。」
当時、最強のフィードバックでした。
何の実績もない頃選んでくれたクライアントさん達の想いを全く理解せずに、
スキルや実績ばかりを追い求めて、自分本来の魅力を磨くことを怠っていた自分が恥ずかしくなりました。
その日手帳に書いたメッセージは
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同業の中で比べられて勝ち抜くことを目指し過ぎず、
相手が他と比べることを忘れるくらい
「個」として魅力的になる為の努力を怠るな。
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書いたはいいですが
なんて難しいことだとも同時に思いました。
外見が美しくいられるように頑張る?
たくさん本を読んで知識をつける?
もちろんその努力だって大切だし素敵なことです。
ただ、思い返してみると、
私が誰かを「素敵だ」と思う瞬間は、
ただその人の外見がただただ美しいことでも、
ただその人の過去に圧倒的な実績があることでもなく、
自分や誰かとの関わりに、温かさ、優しさ、繊細さ、知性を自然と感じることができた時、
または自分自身を奮い立たせながら何かにチャレンジしている姿を見た時でした。
コミュニケーションを学べば学ぶほど、今までなんだか魅力的だと思った方々は
自分とのコミュニケーション、他者とのコミュニケーションが美しい方々ばかりと気づきます。
また、誰かに幻滅するのも、自分や誰かとのコミュニケーションによってその感情が引き起こされます。
無意識に自分の在り方が浮き出るのがコミュニケーションだからこそ、表面的なテクニックでは限界がある。
だからこそ、今たくさんのビジネスパーソンから、お母さんたちまでコーチングが求められているのかもしれません。
そしてこのコミュニケーションの温かさや美しさはアップデートし続けることができます。
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Today’s question
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あなたが「こんな人みたいになりたいな」と思ったのは、その人のどんなコミュニケーション(行動や言動)を見た時ですか?
魅力と言っても感じ方は様々です。
「魅力」はコミュニケーションによって花開く。
あなたが目指したい「魅力」のヒントが見つかりますように。
夫には肌の劣化を指摘されるお年頃になりましたが、
笑いジワも、浮き出るシミも、コミュニケーションの美しさの魔法にかかって、自分の魅力になるようなそんなおばあちゃんになりたい。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
コミュニケーションを学び、自分の魅力をアップデートしませんか?