こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。
本日はトラストコーチングスクール(TCS)認定コーチとマザーズコーチングスクール認定ティーチャーが受講できる
「イーカレ」を受講しました。
講師はプロフェッショナルコーチ仲間であり、私のコーチ人生で最も近くで応援してくれたコーチとも言える林友香コーチの回。
友香コーチの著書である
「リーダーを目醒めさせるキラー・クエスチョン~女性トップコーチが斬り込む「39」の質問」
https://www.amazon.co.jp/dp/4884699904/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_QCXARZJ4BTWTF0SRDZ2Y
を更に深めた質問と、この年末にピッタリとしたテーマで自分をより知ることが出来た時間でした。
コーチになろうと思うと、「質問」は避けては通れない超重要なスキル。
その為私たちはあれやこれやと難しく考えて頭でっかちになりがちですが、
講座の冒頭に彼女が受講者の緊張感を和らげる1つの質問をくれました。
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小さい頃のクリスマスの嬉しかった思い出は?
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この問いの瞬間、きっとこの記事を読んでいるあなたも小さい頃のクリスマスの記憶を辿ったのではないでしょうか。
うーんと時を遡り、幼い日のサンタクロースを心待ちにしていた時間や、父と母が一生懸命私に優しい嘘を重ねてサンタの役目を果たしてくれていた時を思い返し、温かい気持ちになりました。
この問いからの数分でオンラインでも分かるほど空気が温かく穏やかにそしてリラックスできる空間がつくられるのを肌で感じました。
もちろんこの問いを誰でもすぐ言えば温かくなる訳ではなく、友香コーチの在り方や言葉の選び方が更にこの問いの価値を高めたのは間違いありませんか、
私はこの質問を聞いて
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私たちの脳はいつだって自由だ
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と感じたんですよね。
小さい時の温かい思い出にタイムスリップすることだって、
自分の夢を叶えた理想の未来の自分を見にタイムスリップすることだって、
脳の中の「私」はいつだって自由なのです。
でもこれって同じ質問でも「どんな感情と共に」タイムスリップするかで全く違う答えになったりします。
例えば恋愛で考えてみましょう。
大好きだった恋人にクリスマスの日にフラれてしまいました。
まだその元恋人への想いを引きずっているうちは、
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クリスマスの印象深い思い出は?
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と聞かれると
「クリスマスに大好きな人にフラれてしまったこと」
と答えるかもしれません。
でも
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一番幸せだったクリスマスの思い出は?
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と聞くと、フラれたことではなく、その恋人とラブラブだった頃のクリスマスを思い出すかもしれないし、
幼い頃の家族でのクリスマスパーティーを思い出すかもしれません。
もちろんクリスマスが温かい記憶ばかりではない人もいることでしょう。
でも「一番幸せだった」と限定されることで、
普段なら見落としていた幸せな思い出を拾えた人もいたのではないでしょうか。
私たちは感情とセットでエピソードを引き出す力を持っています。
このように私たちはたくさんの情報と共に生きているので、
今必要な情報に繋がるヒントを見つけやすい問いを投げる必要があります。
その時の大切なポイントは「感情」。
もちろんあえて広く大きく聴くこともありますが、このあたりの問いの大きさの調整ができるとクライアントさんは自分ごとにして考えやすく、自分の世界に集中しはじめていくでしょう。
つい自分に対してセルフコーチングしている時に、
目標に対し自分に質問しても
グルグルしてしまったり、ネガティブな気持ちばかりになる方は
あえて「感情」とセットで自分に質問してみてください。
自分自身が最もパフォーマンスを発揮できる時は、
最もパフォーマンスが発揮できる為の「状態」が揃っているはずです。
今の環境のあなたがもし「不幸せ」「不遇」だと感じていたとしても
だからと言って未来のあなたが「不幸せ」で「不遇」だとは限りません。
脳の中は誰にも縛られていない。
私たちには最高の武器「想像力」を持っています。
自分にとって成功に繋がる為に必要な「感情」とセットに
過去に飛び、未来に飛び、ベストな状態を作り出すヒントや道のりを考えることが出来る。
そう。私たちの脳は本来はいつだって自由なのだから。
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Today’s question
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あなたにとって理想の状態を想像した時に、絶対に外せない感情は何ですか?
アイスブレークな最初の問いだけで1記事になってしまいました。笑
また本編での別の気づきはこちらの記事で▼
TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
自分を知る。自分の扱い方を知る。