こんにちは。
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
の西田みゆきです。
皆さん、韓国のMネットが開催していた
韓国・日本・中国の女の子たちが33人ずつ計99人でスタートした「ガールズプラネット999」というサバイバル番組をご存知でしょうか?
(ABEMAさんから画像はお借りしております)
私もK-pop好きとして、毎週金曜日を楽しみに、参加している女の子たちを応援しておりました。
そして先週の金曜日に視聴者からの投票によりデビューメンバーが決まる最終回を迎えたのですが、その結果を巡り、韓国のみならず大炎上が起きております。
様々なバックグラウンドを背負って挑戦する少女たちの姿に、勝手に近所のおばさん的な感覚で胸を熱くして応援しておりましたので、モヤモヤとした結果ではありましたが、その炎上っぷりを見て、なんともいたたまれない気持ちになっておりました。
簡単に言うと、ある1人の参加者のデビューが決まったことへの反感なのですが、なぜここまでの炎上になってしまったかを、私なりに考えておりました。
そして、プロコーチになってから参加させていただいていた「プロフェッショナルコーチトレーニング」で代表の馬場コーチがおっしゃっていた言葉を思い出しました。
それは、
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相手を知らなければ応援できない
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私はK-POPが好きなので、雑食的に色んなグループを追ったり聞いたりしているのですが、
「可愛いな」「かっこいいな」から「推し」に変わる瞬間は、その人のバックグラウンドや、人柄、苦悩、成長に触れ、「応援したい」という想いが生まれた時だなと思っています。
なので、メンバーの中で「顔がタイプ」とか「ダンスがうまい」「声が好き」といったファーストインパクトでそのグループに興味は持つものの、背景を知っていく中で「推し」は最初に好きになったメンバーから別のメンバーに変わることは多々あります。
話は戻って、今回のガルプラの大炎上の大元は他にデビューしたメンバーより「番組を通して彼女を知れる機会」が圧倒的になかったこと、それなのに後ろ盾の力によってデビューできてしまったことにあるなと感じています。
知らないから、気持ちよく応援できない人が世界中に生まれてしまったのかもしれません。
これは、私生活などにも置き換えることができると思っていて、同じくらいの良い結果や役割をもらっていても、
「あの人ならその結果は当然だよね」と言われる人と
「あの人が何で?」と言われてしまう人がいます。
もちろん、言う側の視点の数の差でも見え方は変わりますが、ほとんどの人が見て文句なしの人って少なからず存在します。
そういった人たちは、
「実力」があることを知っているから。
「人柄」が良いことを知っているから。
「努力」していることを知っているから。
「大切」にしていることを知っているから。
「何を目指しているか」を知っているから。
など、その人が「選ばれて当然」と思えるほどに「知っているから」納得ができるのだと思います。
もちろん人によって、そのものさしは違うし、基準にするところも違います。
実力を重んじる人もいれば、人柄を重んじる人もいる。
でも全く知られずに認められよう、応援されようだなんて難しいお話ではないでしょうか。
コーチの起業を応援させていただく際に「自己開示」が苦手という方によく会いますが、ビジネスにおいても、プライベートにおいても「自己開示」をしないとは、まさに自分が目指すべき未来に向け「応援される」という機会を大きく損失しているとも言えます。
もちろん「何」を言うかの選定にも人間性が見えるので、何でも言ったらいいという訳ではありませんが、「知ってもらう」努力や工夫はいつからだってはじめられます。
人は気持ちよく応援したいもの。
もし自分が何かを成し遂げた時に、「知らない」から嫌な気分にさせてしまう人を作ってしまうのだとしたら、それは避けたいなと今回のガールズプラネットで改めて学びました。
自分の周りの人に知ってもらう努力をするというのは、ある種の優しさとも言い変えられるのかもしれません。
知ってもらい、応援されるからこそ、それが目標に向かう力となる。
そして、応援してくれた人をもっと応援したくなるから、より成長し還元しようと思える。
私はやっぱり、大切な人たちが何を大切にし、何を頑張っているか知りたいし、
大切な人たちには、私が何を大切にし、何を頑張っているか知っていて欲しい。
だから、コミュニケーションを諦めない。
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Today’s question
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あなたは大切な人や未来のクライアントさんに「知ってもらう」ために今どんな努力を重ねていますか?
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
応援し、応援されるコミュニケーションを学ぶ。