こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。
昨晩は、とてもお世話になった懐かしい人が夢の中に出てきてくれました。
私が人生で出会った中で最も「理解しがたいほどの優しさ」を持った人と言えば、その女性です。
夢の内容は記憶から薄れてしまったけれど、夢から覚めた時、とても温かい気持ちに包まれていました。
そして夢から覚めた後、記憶の片隅にあった1つの画像を無性に探したくなり、検索して見つけました。
その画像はこちらです。
泣いて叫ばな、気づいえ貰えん。 pic.twitter.com/lnIszLwlTi
— 夏ノ瀬 いの🦍 (@stylish_gorilla) May 25, 2018
その方って、この画像の右側の女性のような方でした。
背中にたくさんの矢が刺さっているのに、いつも手を差し伸べている人。
私がまさに左の泣き崩れている女の子のように傷ついていた時に、彼女が手を差し伸べてくれたのですが
つい彼女の人生を知っている私は
「あなたの方が辛いことがたくさんあったのに、こんなことで弱音を吐いてごめんなさい」
と伝えました。
すると、
「あなたが今辛いことを、誰かと比べなくていい。あなたが辛い。それが十分な理由なんだから。」
と言ってくれました。
ずっとこの言葉は私の根っこにあるんです。
心を壊すほど頑張ってしまう人のお話を聞いていると、
・こんな事で弱音を吐いてはいけない
・こんな事で泣いてはいけない
・私より大変な人がいるのに、こんな事で私が弱っていてはいけない
と自分に言い聞かせて、自分を限界まで追い詰めてしまう事があります。
実に私が会社員時代に鬱になった時もそういった思考がとても強かった。
でもこの画像にもあるようにそれぞれに「キャパシティ」がある。
傷ついたという時点で「こんな事」ではない。
自分にとっては「とても辛い事」だったんだと心の叫びを認めてあげてほしい。
また、誰かが傷ついたのを見た時「こんな事で泣いて」と決めつけない。
致命傷は人それぞれ違うから。
そして心に刺さった矢は目では見えないからこそ、優しさの奥に隠れたその矢もしっかりと気付ける私であり続けたいな。
そんなことを朝から思い返す時間となりました。
コーチングを学び、「こんな事」と自分にも他人にも決めつけなくなった今、やっと弱い自分にも優しくなれた気がします。
悲しいものは悲しい!
味わいきって、次のステージへ。
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Today’s question
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改めて、あなたはこの絵から何を感じましたか?
TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
大切な人に手を差し伸べられる人へ。