こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。ㅤ
早速ですが
/
ありのままの自分を愛そう!
\
と聞いてどんな気持ちになりますか?
数年前に流行ってよく見かけたこの言葉。
おっしゃる通りだとは思うのですが、私は「ありのままの自分を愛する」というのはちょっとむず痒く感じてしまいます。
「愛する」ってちょっと私にとっては神聖な言葉で、日々ポンコツなミスを多発し、人並外れた面倒くさがりな自分を「愛する」と言うのはちょっと気が引ける訳です。
そんな自分の一面に家族に迷惑をかけることもあるし、多分夫からしても「ポンコツの私愛してる!」等と私が言い出したら、「ふざけるな」と言われそうです。笑
では、自分のことを愛していないなら、自分のことが嫌いなのか?
と聞かれるとこれも「NO」です。
嫌いとも言い切れない。
「自分のことは好きか?嫌いか?」
という質問たまにお見かけしたりするんですが、そもそも質問自体が0か100で極端過ぎるのかなと感じています。
好きな日もあるし、嫌いな日もある。
仕事している自分は好きだけど、子育てで子どもに怒ってばかりの自分は嫌い。
英語の勉強が出来た日は好きだけど、サボっちゃった日の自分は嫌い。
私たちの「好き」「嫌い」は日常的に変動し続けている。
だから「好き」も「嫌い」も一過性のことに過ぎない。
あくまでも「好き」が多い人と、「嫌い」が多い人がいるに過ぎなくて、その割合や感じ方も人それぞれ、毎日違ってグラデーション。
「自分を好きになる!」を目標にコーチングを受けたいと来てくださる人もいらっしゃいますが、そもそも毎日毎日自分のことが大好きだなんて、逆に不自然じゃないかって私は思うんです。
本当の意味で毎日が楽しく生きることができる自分を手に入れるのは「頑張って自分を好きになる努力」ではなくて、
好きとか嫌いとかそんなことは元々変わるものさ。と受け止めて、その時々の状況を楽しめる視点を大切にすることかなと思っています。
私は自分のことが大好きでも大嫌いでもないけれど、割と幸せに毎日を面白がれている人間です。
自分の人生を楽しく面白く捉えていたら、「好き」「嫌い」だなんてどっちでも良くなる。
毎日心も状況も一緒ではないから、自分と付き合うのが面白い。
毎日心も状況も一緒ではないから、他者と付き合うのも面白い。
コミュニケーションを学ぶのは、きっと予測不可能な毎日を楽しめる為のお守りのようなもの。
コニュニケーションを学ぶとは、自分を含めた人間を学ぶことと同義とも言える。
その先に同じ環境をより楽しめる視点、面白く感じる視点が圧倒的に増えるのです。
自分を好きになる為のワークをしても、好きになれている体感がないのなら、難しいことは置いておいて、5分だけでも自分の「楽しい」「面白い」に素直になって過ごしてみるのも1つの方法かもしれません。
————————
Today’s question
————————
あなたの毎日で「楽しい」「面白い」と感じるのはどんな時ですか?
ちゃんとその感情味わってますか?
TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
予測不可能な時代を楽しく生き抜くヒントを手に入れる
トラストコーチングスクールの詳細はこちらです↓