こんにちは。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャーの西田みゆきです。ㅤ
本日もいただいたご質問を答えていきます!
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《ご質問》
11月になっても半袖半ズボンを貫き通す息子たち。寒いし風邪ひくし11月なのに半袖なんて!と言うと「11月は半袖着ちゃダメって誰が決めたの?」と…確かに。まだまだ手放せていない無意識の思い込み・決めつけでいっぱいのようです…みゆきさんはどのように気づいて、どのように手放されるか、もしくは共存していくのか知りたいです!
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ご質問ありがとうございます!
読んでいただいている方の中には
「無意識の思い込み?決めつけ?どういうこと?」
と思った方もいらっしゃるかと思いますが、こちらのご質問はコーチングを学ばれている方からのご質問です。
コーチングを学びますと、驚くほど自分が様々な
・思い込み
・決めつけ
を持って日々、自分や他者と関わっていたことに気がつきます。
私自身も
・母親はこうでなくてはいけない。
・こんな子育てはしてはいけない。
・夫婦はこんな関係でなくてはいけない。
など様々な思い込みを見つけ、自分が幸せに毎日を過ごせる答えに捉え直してきました。
このご質問いただいた方もコーチングを学び続けていらっしゃるので、色んな思い込みに出会い、この質問が浮かんだのではないでしょうか。
コーチとしてクライアントに関わる時と、母として息子たちに関わる時とでは、私自身もスタンスが違うので、今日は質問していただいた方と同じコーチングを学び続けている働くお母さんとして答えていきたいと思います。
我が家の息子たち(現在小4・年長)はなかなかこだわりが強いタイプでして、何度も
「普通は〇〇やで!」
と口走ってしまいそうになるのですが、自分の心の中で「そもそも普通なんてないやん」といったツッコミの声が聞こえて、その言葉を飲みこんでおります。
そもそも思い込みや決めつけって悪いことじゃないんですよ。
今回のケースだとすると
・風邪を引いて欲しくない。
・周りの人は皆長袖だから半袖で浮いてしまうんじゃないか。
など子どもへの愛から浮かんだ感情なのだと思うんです。
でも子どもさんにとっては「そんなことより半袖で行きたい」というシンプルな想いだったり、こだわりがあったのだと思うんですよね。
良く子育て本などでも「こだわりの強い子」といった表現を見かけるのですが、親も子ども以上にこだわりを持って子育てしてるケースが多いのかなと感じています。
つまりこのように親子の意見がぶつかる時とは「こうしたい!」「こうあるべきだ!」の親子の「こだわり」同士のぶつかり合い。
「こだわりが強い子」を育てて分かったんですけど、「こだわりが強い子」に「こだわりの強い親」で接するとどちらも精神衛生上良くない。
私自身いわゆる優等生に長男を育てようとしていた時、子育てが一つも楽しくなくなってしまったんですよね。
その後マザーズコーチングを学び、長男に対して
「どうして言うことを聞いてくれないの?何でそんな訳の分からないこだわりを押し通そうとするの?」
と思っていた気持ちがスッと軽くなったんですよね。
「自分のことですら思い通りに動かせないのに、何でまだ小さい息子が思い通りになると思っていたんだろう・・・。そもそも無理なこと挑戦しとったな。」
とその時に気がつきました。
それからはお互いのこだわりを出し合って話ているうちに、どちらかが「そのこだわりいらなくない?」という気持ちになったり、お互いの妥協点で折り合いがつく回数が増えました。
言うことを聞かせるというよりは「意見を出し合って最適解を探す」イメージ。
最近は「ママはどうしてもこれはやめて欲しい」だけ伝えて、他は自分たちで決めてもらっています。
こうなれた一番の変化は息子たちの意見をちゃんと聞いて対等な関係を築いてきたからだと思います。
そう伝えるとお子さんが大きくなったから出来たんでしょ。
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
その通りです。長男に対しては今の方が子ども自身も自分の想いを表現できる言葉のストックが多いし、視野も広がっているので、より建設的な会話ができるようになれたと言えます。
ただ次男に対しては言葉を話しはじめた頃から対等に会話をしています。
そうすると、めっちゃシンプルな理由なんですよね。グズってるのって。
「やりたいの!」
「なんか嫌なの!」
「眠たいの!」
そんな感じ。
でも私も、晩ご飯作らないといけない時間なのに「なんか嫌なの!」ってゴロゴロしてしまったり、
ダイエット中なのに「食べたいの!」と言ってアイス食べちゃったりしてしまう人間です。笑
立派にテキパキ行動されている方には理解できないかもしれませんが、少なくとも私は言える人間じゃないな。と気づいてしまいました。
むしろ、その気持ち良く分かるぜ!笑 みたいなね。
大人の方がちょっとばかり長く生きていたり、情報量が多いから「こっちにしなさい」と言ってしまいそうになるけれど、
「ここだけは守ろう」と決めたこと以外は、子どもが知らない情報は伝えつつ、見守ってます。
そうすると、自分にはない所に着地したりして、面白い。
息子たちは新しい世界を見せてくれる存在だと思って、良いお母さんでいることはほどほどに、振り回されるのを誰よりも楽しんでいける母でありたいです。
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まとめ
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「無意識の思い込み・決めつけ」を無理に手放す必要はない。
子どもの気持ちに寄り添い、お互いの「こだわり」を伝い合い、今の最適解を一緒に考えられる対等な関係性を目指す。
そんな「子どものこだわり」を聞いてあげる時間と心の余裕がない!と思ったあなた。
マザーズコーチングスクールはいかがですか?
忙しいママだからこそ、思考をどう扱っていくかが子育てを楽しめる鍵になるかもしれませんよ。
マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
子育てが楽に、楽しくなるヒントがここにある。
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