こんにちは。
PAA認定パートナーシップコーチの西田みゆきです
本日もいただいたご質問を答えていきます!
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《ご質問》
男だったら、女だったら最低限持っていたほうがいいコミュニケーションの視点はどんなものがありますか?
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ご質問ありがとうございます!
そうですね。
この質問をいただいてからずっと
「男だったら・・・女だったら・・・」
と考えていたのですが、私の思考を振り返るとコミュニケーションに「男」「女」の区別があまりないんですよね。
たまたま好きになったのが男性だったので、夫と結婚しましたが、もしかしたら女の子が好きになった可能性もあると思ってます。
男女の考え方の違い。といった本も何冊か読みましたが、半分は女の人に共感して、半分は男の人に共感しました。
きっと男女でハッキリ切り分けはできなくて、男性性も女性性も時と場合によってグラデーションなのだと思います。
ということで、男だから持っておいた方がいい視点、女だから持っておいた方がいい視点は特にないのですが、
他者との関わりの中で最低限持っていたほうがいいコミュニケーションの視点は
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相手を一生かけても完全に知ることはできない
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この視点はコーチングを学び始めてすぐの頃に先輩コーチに気づかせていただき、恥ずかしさがこみ上げきました。
人生振り返ると、私はすぐに「あの人はこんな人だ!」と分析して決めつけるような人間でございましたので。汗
いやーお恥ずかしい。
よくよく考えてみたら、自分のことだって一生かけても知れないと思うんですよ。
ましてや24時間一緒にいる訳でも、脳の中を覗ける訳でもない相手を完全に知るなんて不可能じゃないですか。
だから私は
「男ってこうだよね」
「この仕事している人でこうだよね」
「あなたってこんな人だよね」
「あなたはこういう時にこんなことするよね」
といったジャッジをできるだけ0にして、今日の相手をフラットに見ていたいなと思ってます。
それはコーチとしても、親としても、妻としてもです。
少しでも「あなたのことを分かった」と思ってしまった瞬間にジャッジってたくさん生まれ出すんですよね。
そしてそれがコミュニケーションミスのキッカケになってしまったこともたくさん経験しております。
長く付き合っている相手でも、新しいその人を見つけられるかも知れない。と思うと今まで見えなかった一面に気づくことも・・・。
大切な相手だからこそ
「あなたのことは一生かけても完全に知ることはできない」を常に意識しながら
その視点と共に相手に関心を持ち続けたいです。
とは言っても、18年も一緒にいる夫に対しては、意識しないとすぐ決めつけがちです。
ただ最近「まだ知らない一面があるかも」と思って見ていたら、今までやらなかった家事をサッとする姿や、意外と息子と楽しんで遊んでいる姿を見つけたりしました。
以前はめんどくさそうにしてたのに!笑
夫には気付いた時に
「前よりこんなことをやってくれて助かってるよー!ありがとう!」
と伝えるようにしています。
夫は単純だからか息子たち以上に得意げな顔をしております。笑
夫婦となれば、知らないところは長く過ごす中で減っていくのは当然ですが、人って変化するし、成長するんですよね。
だから「この人はこんな人だ」と決めつけることで、その変化や成長まで見逃してしまわないように、相手の「新しい一面」にも常に目を向けていたい。
成長や変化に気付けると、気付いてもらえた相手にとっても、気づけた自分にとっても、幸せな瞬間だなぁと感じております。
せっかくなら、こういった瞬間を感度高くキャッチできるコミュニケーションを大切な人とは重ねていきたいものです。
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あたらしい一面はフラットに関心を持つことからはじまる。
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是非皆さんも「今日はこの人の新しい一面を見つけるぞ」と思って観察してみてください。
そしてその変化を出来れば伝えてあげてください。
気付いてくれる人がいると分かると相手も変化、成長に対してより前向きになるかもしれませんよ。
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Today’s question
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あなたは最近、大切な人の新しい一面をどれくらい見つけましたか?
トラストコーチングスクール(TCS)認定プロフェッショナルコーチ
PAA認定パートナーシップコーチ
西田みゆき
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