こんにちは。
TCS認定プロフェッショナルコーチの西田みゆきです。
今日は美学のお話をしましょう。
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あなたの美学は何ですか?
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と聞かれたら何と答えますか?
以前美学についてコーチ仲間と盛り上がったのですが、
その時に思い出したのですが、私は小さい時から私は一貫して一番嬉しい褒め言葉は
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「カッコいい」
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でした。
今は女性でいることに嫌悪感などはありませんが、
なぜだか幼き日を紐解くと、私は男の子に生まれなかった事を恨んでいた節があり、
生まれ変わったら次はどうか男として性を授けてくださいと神様に祈ったりしていました。
私にとって女でいる事は、未来を閉ざされるような気でいたし、
私の性質上、男でいる方が未来に繋がったはずなのにと信じて疑わなかったわけです。
10代の頃は、
「男よりかっこいい」
「男だったら付き合いたい」
そう言われる事で、女である自分が生きていく上でのバランスをとっていたように思います。
コーチングに出会って、その思考を深く掘り下げていく中で、
「性別」というものに対して、あんまり区別してない自分に出会ったんです。
そういえば、恋愛対象はたまたまずっと男性だったけど、
別に女性とそういった関係になる機会があればそれはそれでいいよな。とか、
自分の男っぽい部分を出して守りたい人は男女問わず守ればいいし、
思い切り甘えたいとかワガママ言いたいとか思える人にはそうしたらいい。
自分の中の人格が自由に出たい時に勝手に相手の性質にフィットする形で登場している気がします。
どれが自分か分からないんじゃなく、全員が必要で、大切で、私の一部。
ただ、色んな自分がいる中でも譲れない私のポイントがあって、それは「カッコいいかどうか」です。
選択に迷った時、
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どっちを選んだ自分がカッコいいか
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この選択基準はかれこれずっと私の根っこにありました。
これは時に足枷になります。
だってかっこいい選択と思えない方を選ぶのにはかなりのパワーがいるから。
自分の価値観に合わず苦しいし、カッコ悪い自分にも会いたくない訳で。
それを「カッコ悪い私でいい」って思えるようになるのと、
「カッコイイの捉え方を変える」のがどっちがてっとり早いかな。
と考えた時、私は「かっこいいの捉え方を変える」プロになると決めてたんですよね。
例えば、
「失敗する事はカッコ悪い」と思っていたとしたら、「失敗」しても挑戦し続ける自分はカッコイイ。
にカッコイイの定義を書き換える。
「失敗」している過程から「カッコイイ自分」をキープできる。
「失敗」しても誰よりカッコイイ私になる為にはどうしたらいいか考えればいいだけの話です。
「集客して集まらないのはカッコ悪い」と思っていたら、
「集まらなくても、本気の覚悟で120%努力している姿はカッコイイ」に書き換えたら、
集まらなくても、自分を嫌いになる事もなく、かっこいい自分をキープできる。
そうしているうちに、捉え方を変えた「かっこいい自分」がもっと好きになれたし、
無理してカッコ良く見せてる違和感もなくなり、気がつけば昔はカッコ悪いと思い込んで嫌いだった自分の一部も好きになってた。
足枷になってる価値観を捨てなきゃってもがいてしまう人も多いけど、その価値観、有効活用できるかもしれません。
そもそもの価値観の捉え方をちょっと変えてあげるだけで、追い風となりあなたを軽やかに走らせてくれるかもしれない。
あなたが大切にしている価値観。
守るか手放すか。
守るならどう書き換えてあげれば、あなたの背中を押してくれるのか。
・安心・安全な場所から動きたくない
・自信がない
・失敗する自分に会いたくない
・誰かといつも比べてしまう
・承認欲求が強い
その価値観を手放せず、
動けないと思っているのなら、
それは定義を書き換えてあげることで
手放せないと悩む日々に終止符を打てるかもしれない。
足枷さえ外れたら。
足枷が追い風に変わったら。
今ある譲れない価値観で動けなくて苦しんでいるなら、無理やり手放そうとしないで。
それで無駄に自己肯定感を下げることも出来ない自分に落ち込んだりしないで。
今あなたがやらないといけない事は、それじゃないかもしれないから。
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かっこ悪い自分を愛しく思える自分は、最高にかっこいい
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TCS認定プロフェッショナルコーチ
西田みゆき
自分を知る。自分を活かす。